ロッドビルドをする度に、ガイドの取り付け位置に頭を痛めてしまうんや。
Fuji工業のサイトで参考ガイドスペック図が公開されてるけど、あくまで参考のガイド数と間隔みたいやね。
レギュラーアクション(本調子 3:7)のロッドなら、あの図を参考にして決めたらえぇねんやろけど...
極端な先調子や、あの図に載ってない長さは、どないするのん?
同じ長さでも、グリップの長さが違ってきたら??
使うガイドの数とサイズは、ニューガイドコンセプトの解説ページ見たらなんとのう分かるんやけど、問題は取り付け位置や。
で、いろいろ調べたらポイントは2つみたい。
1) トップガイドからバットガイドにかけて、徐々に間隔を広げて取り付ける。
2) ガイドを仮止めしてラインを通して負荷をかけ、各ガイドへの負荷が均等になる様に位置を調整。
1) については、等比数列とその和ちゅうもんを計算したらえぇらしい。
たとえば、トップガイドと一番ガイドの間隔を100mm、係数を1.2とすると...
Top-#1 100mm、#1-#2 120mm、#2-#3 144mm...と言うぐあいに、それぞれの間隔に係数を乗じて計算するみたい。
その前に、バットガイドの取り付け位置を決めておかんとあかんみたいやで!
バットガイドの取り付け位置は、トップガイドとリールスプール間の2/3の位置が目安らしいですわ。また、別の機会にわての思い込みをかきまっさ。
詳しくは、
パーミットフライフィッシュさんが、カスタムビルドのページに書かれていますわ。
2) については、体験上かける負荷の度合いによっては一定にならん事が多い。
たいていの場合は、負荷が増すにしたがって最も負担のかかる位置(曲がりの頂点)がトップからバット向きに移動するみたいやね。
それと、トップガイドはパイプで穂先に突っ込んでるし、先の方は曲がりが少ないみたい。そやから、2番(先から3個目)のガイドの負担が大きくなる傾向があるようや。そんな時は、1番ガイドをちょっと後にずらしてやると負荷が分散されるのとちゃうかな?
なんやかんやと書いたけど、ブランク買うてきたら何べんも気の済むまで曲げてみて、それで感じた何かをプラスして決めたらえぇのんやろなぁ。
迷いがあるっちゅうことは、ブランク曲げ足らんのかも?(笑)
けど、わては
ガイド位置計算Webフォームページでいろいろ試してみて、これや!と思った計算結果そのままで取り付けてる事が多いなぁ。(^^ゞ